台湾の鉄道 TITLE
鉄道がある風景

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Page Start 2012.6.27 最終更新日【2014.11.23】
「六家線」--リュージャーシェン




DATA
台灣鐵路管理局
六家線 3.2km

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解説
六家線は新竹市内と市街に駅を設けた台湾高鐵とを連絡する目的で作られた新しい路線です。開業は2011年11月11日、既設の內灣線竹中駅から高鐵新竹駅までが六家線として延長されました。実際の列車の運用は新竹⇔六家(高鐵新竹)が主となっており、六家線内での折り返し運転はありません。

六家線建設に当たっては連絡鉄道という位置づけから内湾線新竹~竹中~六家までを複線電化・高架化する大工事となりました。六家線開業に合わせ、これまで新竹~竹中になかった中間駅が設けられ、以前のひ弱な非電化単線が大変貌を遂げました。

列車の運行は30分ヘッドで六家線用に内装を改装したEMU600が新竹~六家を行ったり来たりします。新竹~竹中は內灣線非電化区間と供用ですが、一部は竹中~內灣での区間運転となっています。また新竹での乗り場もこれまでの內灣線専用ホームは使われなくなり、本線ホームが使われるようになってます。

またユユカが新竹~六家まで利用可能です。縦貫線側も台北から新竹まではユユカが使えるようになったのでとても便利になりました。ただし、內灣方面、新竹以南は使用できないので乗車券を買っての利用となりますのでご注意を。

一体運営となっている内灣線についてはこちら


沿線風景・路線紹介

起点となる竹中駅はかつてはホーム1本、1線の超ローカル駅だったのが3線2面の高架駅に大変貌。六家線ホームは向き合う形で配置、內灣線ホームは六家線新竹方面ホームと同じ島となっています。非電化区間が支線のような構造となってます。

高鐵新竹駅まではほぼ高鐵路線に変更して進みます。線路の交差具合から80度くらいの直角よりきついカーブを曲がり、高鐵に並行して六家まで線路が延びます。発車後すぐの大河、頭前溪を渡るともう終点の六家。

六家は2線1面の行き止まり駅で高鐵駅から少し離れたところでストップしています。高鐵駅までは屋根つきの歩道がつながっているので雨にぬれることはありません。六家駅前はまだ開発中ということで空地が広がりますが、数年後はマンションが林立する風景に変貌するのでしょう。


撮影ガイド

竹中駅ホームから駅撮りってのが普通でしょうか、全線高架なので撮りにくいし特徴もないのであまりパッとしませんね。



「鉄道がある風景」/RailScape
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